感性デザイン工学科の卒業生は社会人として各分野で活躍しています。卒業生の声を以下にご紹介します。

修士課程修了生

菅原 阿久里さん 大健工業株式会社 住機開発課所 (平成27年度修士課程修了)

Q. 現在の仕事の内容を教えてください。
A.現在の仕事はドアなどのデザイン、開発に関わっています。自分の関わった商品が、公共の建築物などに使用されているのを見ると嬉しいです。感性デザイン工学科で、すべてのデザインの基礎となるグラフィックデザインを学んだことは、何をデザインするにも活きます。就職活動では、デザイナーのセンスや感覚で行われることの多いグラフィックデザインを工学的に研究していたことが、企業の方から非常に興味を持たれ強みとなりました。
Q. 感性デザイン工学科で学んで良かった事を教えてください。
A.工学部の学科でありながら、グラフィックデザインを学べたことです。すべてのデザインの基礎となるグラフィックデザインを学んだことは、何をデザインするにも活きます。また、設計などの工学的なことに加え、グラフィックデザインができるというのは仕事の幅が非常に広がります。
Q. 近況を教えてください。
A.最近は美大・芸大出身者に混ざり、ウッドデザイン賞に出す製品の資料作成などをしています。グラフィックデザインを学んだことが非常に役に立っています。なお、ウッドデザイン賞とはデザイン性の高い、木を使った製品へ送られる賞です。

田所 良太さん 大和ライフネクスト株式会社 (平成27年度修士課程修了)

Q. 現在の仕事の内容を教えてください。
A.私は、マンション管理の仕事をしています。マンションの現状を把握し、必要な工事を行い悪いところを新しくする、「マンションのかかりつけ医」のような仕事です。家での「くらし」は身近で大切なもののため、工事の提案1つするにしても、お住いの方全員が真剣に考え判断されます。人とも建物とも、真剣に長く付き合っていきたい。私はそんな思いで今の仕事を選んでいます。
Q. 感性デザイン工学科で学んで良かった事を教えてください。
A.建築の手法だけでなく、環境や地域の問題について考える講義・研究が多いです。建築学科と言われると、設計や施工など「建てる」ことについての勉強をイメージすると思います。それもありますが、少子高齢化や過疎化が進む今、建てた「後」の建築について学ぶことも必要です。例えば過疎化が進んだ地域の小中学校、住まい・・・今後どうなっていくのでしょうか?建築に限らず、幅広く応用できる考えや知識を身につけるきっかけがあることが、感性デザイン工学科の魅力です。
Q. 近況を教えてください。
A.仕事に熱中していますが、今は社内でのフットサルにも熱中しています。業界対抗のフットサル大会などもあり、目標持ちつつ楽しんでいます。社会人も会社で部活のようなことができます。楽しいですよ!

永江 志緒里さん 株式会社 タカハ都市科学研究所 (平成25年度修士課程修了)

Q. 現在の仕事の内容を教えてください。
A.“都市計画コンサルタント”として、主に東京都を中心とした関東地方において、まちづくりのお手伝いをしています。様々な人々のまちに対する想いを聞き、“再開発”という手法を使ってその想いを実現に導いていくことが私の仕事です。
Q. 感性デザイン工学科で学んで良かった事を教えてください。
A.山口大学入学当初から“まちづくりに携わりたい”という思いが強く、授業や研究も、まちづくりや都市計画に関連するものを中心に選んで学びました。私が所属していた都市計画・都市設計研究室の鵤教授は学外で多くの活動に携わっておられることもあり、講義や研究は実践的な内容が多く、楽しみながら基礎的な知識を深く理解できたことに加えて、社会で必要不可欠となるアウトプット力を鍛えることができました。
Q. 近況を教えてください。
A.現在は、かねてからの目標であったまちづくりの仕事をしつつ、プライベートでも様々な勉強会やイベントに参加することで、たくさんの情報を吸収し、興味・関心の幅を広げようとしています。社会人歴も浅く分からないことばかりですが、“まちづくりのスペシャリスト”を目指し、努力していきたいと思います。

渋谷 敦さん 株式会社 盛本構造設計事務所 (平成25年度修士課程修了)

Q. 現在の仕事の内容を教えてください。
A.構造設計全般です。新築、耐震診断の他、ちょっとした検討など。仕事の中でも計算、図面、書類作成、現地調査等多岐に渡ります。納期があるので時々逃げ出したくなります。建物には建物固有の合理的で経済的な、理想の構造があると思います。それを目指すことが目標です。
Q. 感性デザイン工学科で学んで良かった事を教えてください。
A.建築以外のデザインの授業を受けたことにより、図面作成業務においてその経験が生きていると思います。設計演習で住宅等を自由な発想で設計に当たったことは今の仕事でも意匠を意識して設計する、構造体もデザインを意識する、という考え方に結びついています。ただ、残念ながら授業態度と成績は悪かったです。一番良かった事は研究室での日々です。鋼構造リユースの研究を通じて鋼構造に慣れたことは現在の仕事に直結しています。リユースの研究に携わったことも「将来建築業界でどのように仕事をしていくか?」ということの基となっていると思います。なにより、研究室でメンバーと過ごす日々はかけがえのないものでした。
Q. 近況を教えてください。
A.現在RC5階建福祉施設の構造設計を構造計算・図面・打合せ共一人で担当しており、まもなく客先へ納品する段階です。一つ一つの部材に自分の考えを反映させていくことを通して、「設計をしているのだ」と強く実感しています。個人的には、弦楽合奏団に入りました。こちらも勉強・鍛錬することが山積みです。公私共に人として成長し、人生を楽しみたいです。

宿輪桃花さん 銘建工業㈱ 木質構造事業部 勤務 (平成24年度修士課程修了)

Q. 現在の仕事の内容を教えてください。
A.現在の仕事は大断面集成材を用いた大規模木造建築の構造設計および施工管理を行っています。仕事で面白いと思うことは,いろんな形の建物に出会えることです。集成材はS造,RC造には難しい 湾曲材の製造が可能であり,大工さんや機械による自由な加工に特徴があります。したがって,特殊な建物が多いことがあり,飽きがきません。毎回が新しいことの出会いであるため,やりがいもって仕事をしています。
Q. 感性デザイン工学科で学んで良かった事を教えてください。
A.感性デザイン工学科では,デザインから心理学,また建築まで幅広い分野の教育を受けられ,自分がし  たいことを見つけられるところが魅力であると感じます。研究室では,主に解析ソフトを使用し,建物の挙動について研究しました。実務に入った時には,一からではなく大学時代で学んだ知識を使うことができたと実感しています。
Q. 近況を教えてください。
A.最近は「CLT」という新しい木質材料の開発が弊社で進んでおります。そんな新しい取り組みを近くで見ながら,会社とともに成長ができる良き時期に弊社に出会えてよかったと感じます。その中でもCLT加工を得意とする日本でも導入の少ない最先端の外国製のCADソフト入力を任されており,新しい知識と発展を得られる充実した毎日を過ごしています。

甲斐大器さん ㈱青木茂建築工房 勤務 (平成17年度修士課程修了)

Q. 現在の仕事の内容を教えてください。
A.老朽化した古い建物を再生することに特化したアトリエの設計事務所に勤めています。1981年より前に建設された旧耐震の建物に耐震補強を施し、現代の使われ方や建物に必要な機能や仕様を考慮しながら新しい建物のプログラムを提案することを行っています。新築の設計はまず敷地の文脈を読み解くことを行いますが、再生は既存建物の調査から始まります。コンクリートの強度や既存図面通りにできているかどうかのチェック等、多岐に渡ります。建築は時代を超えて存在することができ、人々の記憶の中で生きていきます。できるだけその事が長く続いていってほしいと思い、業務に取り組んでいます。
Q. 感性デザイン工学科で学んで良かった事を教えてください。
A.学部1〜3年の頃、基礎デザインの課外授業を開講している先生がおられ、平面構成や立体構成、デッサン等の技術を学ばせてもらっていました。夏休みは集中して作品を制作し、同期の受講生とデザインを競いあい切瑳琢磨していました。その経験が今の設計スキルに活きていると感じます。他分野で構成された学科ですので、多くを学び融合させることで将来的に新しい分野を切り開くことも可能な可能性があると思っています。
また、工学部は宇部という地方都市にあります。都心の建築学生と比較されますが、私は地方でがんばっている先生方と共に、地方にしかできない設計の進め方や建築の在り方を学べたことがとても良かったと感じています。修士論文では集落の研究を通して都会にはない生活と豊かさ、そしてそこに生まれる生活空間の素晴らしさを学ぶことができました。
Q. 近況を教えてください。
A.現在は再生の構想提案をいくつかしながら、分譲マンションの耐震補強を伴う大規模改修のコンサルタントや設計、公共施設の大規模改修と合わせた住宅の開発の計画、老朽化した学校施設の大規模改修の計画を行っています。再生だけでなく、共同住宅の新築の設計も行っています。とても忙しいですが、やりがいのある仕事です。
(2015年5月掲載)

森山実記さん ㈱竹中工務店 勤務 (平成21年度修士課程修了)

Q. 現在の仕事の内容を教えてください。
A. 現在は設計部に配属され、主に建築主への提案書や各計算書の作成など指導担当の指示に沿って行っています。
Q. 感性デザイン工学科で学んで良かった事を教えてください。
A. 感性デザイン工学科で学んだことで一番良かったことは、建築だけでなく多くのことを学べたことだと思います。設備系の研究室に所属していましたが、ワークショップに参加したり、デザインを学んだり、プログラミングを習得したりと幅広い知識を得ることができたと考えています。このことが、他の建築学科とは違う、私の強みだと感じています。
Q. 近況を教えてください。
A. 仕事面では、資格取得を目指しています。何をするにも、常に勉強の毎日です。生活面では、新入社員は1年間、寮の2人部屋で生活しています。2人部屋と聞いて驚かれる方もいらっしゃるかも知れませんが、まったく異なった生活をしてきた同期と分かりあえる良い機会です。辛いこと、楽しいことを分かち合える同期が居ることが、現在の生活の大きな支えになっています。寮生活は、毎日が新鮮で楽しいです。

緒方 彰さん 株式会社大林組 勤務 (平成20年度修士課程修了)

Q. 現在の仕事の内容を教えてください。
A. 現在は見積・積算・購買・契約業務を行っています。建物が出来る一連の流れの出発点となっている部署であり、見積書の作成や協力会者との契約を行っていますので、その責任は重大です。様々なプロジェクトを抱えているので、時間に追われることもありますが、身につくものは多いです。施工中の物件の検査員として現場に出ることもあります。
Q. 感性デザイン工学科で学んで良かった事を教えてください。
A. 大学では人間環境工学研究室に所属し、設備や環境・省エネに関する知識を身につけました。入社してからも設備職として仕事をこなしているので、大学時代に学んだことがそのまま活かされている部分もあります。大学では建築の知識も学べるので、建築と設備両方の目で仕事ができ、非常に役立っています。
Q. 近況を教えてください。
A. 〇億という仕事の見積を基本的に一人で行っているので、とてもやりがいがあります。技術的なことは身に付きませんが、建設業の仕事の流れを覚えるという点で言えば、この業務も重要です。見積・契約業務を行っていく中で協力会社の人とも仲良くなり、年齢の近い人とはプレイベートで飲みに行く等、公私共に充実した日々を過ごしています。
Q. 学生へ一言
A. 学生の皆様へ
本や雑誌を見て勉強するのもいいですが、実際にモノを見るのはとても勉強になります。限られた学生生活の中で多くの物事を見て聞いて、興味を持ってください。

石村壽浩さん ランドブレイン株式会社 勤務 (平成19年度博士課程修了)

Q. 現在の仕事の内容を教えてください。
A. 私は、都市計画コンサルタントとして、地域や社会が抱える課題に対して貢献していくため、地域政策、都市計画、住宅計画、環境、福祉などの幅広い分野における調査・研究・計画策定から事業実施までのコーディネートを行っております。特に都市計画・地域計画に関する業務を担当しており、知恵と技術で社会に貢献すべく、地域の課題解決に向けた計画づくりに取り組んでいます。
Q. 感性デザイン工学科で学んで良かった事を教えてください。
A. 大学では建築/都市計画を専攻しており、調査・研究による多面的な分析と、設計課題や実践のまちづくりによる建築・都市デザインの提案を通じて、大学時代に学んだ「人やまちを読み取る力」、「人の視点から空間を表現する力」、「まちをコーディネートする総合力」は、まさに現在のコンサルタント業務の礎となっています。
Q. 近況を教えてください。
A. 入社して8年になり、中堅技術者としての自覚をもち、日々の業務に取り組んでいます。日々移り変わる社会情勢や新たなニーズに対応し、中心市街地の活性化や都市環境といった地域・社会課題に対してこれまで培ってきた幅広い知識と技術を活かしながらまちづくりの提案と実現に向けて精進しています。また、研究活動や学会活動などにも積極的に取り組みながら、常に専門知識と技術力の向上に努めています。

新宅 健 株式会社NTTファシリティーズ 勤務 (平成19年度修士課程修了)

Q. 現在の仕事の内容を教えてください。
A.現在は関西事業本部建築事業部 建築デザイン室に所属しており、大阪で設計業務を行って4年目になります。NTT様の電話局の改修設計から、集合住宅、学校、市役所、オフィスの新築設計、またプロポーザルやコンペといった提案業務まで幅広い業務に携わっています。3月に担当した集合住宅と中学校が竣工し、実際に使われている姿を見て心から感動しました。長い期間を掛けて沢山の方々と一緒に1つのことを成し遂げる。建築の仕事は、本当にやり甲斐があります。
Q. 感性デザイン工学科で学んで良かった事を教えてください。
A. 大学では人間空間コース建築デザイン学研究室に所属していましたが、この学科の一番の魅力は建築だけでなく、メディア情報工学コースも含めて幅の広い分野のデザインを学べること、様々な志を持った切磋琢磨できる仲間が近くにできることだと思います。この環境で培うことができた、広い視野を持って物事に取り組む姿勢と、デザインすること・プレゼンテーションへの探究心は現在の業務の中でも非常に役立っています。
Q. 近況を教えてください。
A. 4月より企業様の約7万㎡の土地でのマスタープラン策定を行い、現在はその計画に沿って新本社ビルの新築、既存棟の全面改修、造成・外構工事の基本・実施設計を行っています。お客様の真のニーズを読み取り、場所の特性を読み込み、携わる全ての人に満足してもらえるような場所づくりを目指して業務に取り組んでいます。
また、10月に宮城県で災害ボランティアへ参加して被災地を目の当たりにし、通信インフラに携わる者として、社会や暮らしを守る使命感を再認識しました。
建築という分野から、人々の暮らしを守るために何をするべきか。今後も広い視野を持って様々なことに挑戦していきたいと考えています。

津島将孝さん 新日本空調(株) 勤務 (平成22年度学部卒業)

A. 4月より企業様の約7万㎡の土地でのマスタープラン策定を行い、現在はその計画に沿って新本社ビルの新築、既存棟の全面改修、造成・外構工事の基本・実施設計を行っています。お客様の真のニーズを読み取り、場所の特性を読み込み、携わる全ての人に満足してもらえるような場所づくりを目指して業務に取り組んでいます。また、10月に宮城県で災害ボランティアへ参加して被災地を目の当たりにし、通信インフラに携わる者として、社会や暮らしを守る使命感を再認識しました。建築という分野から、人々の暮らしを守るために何をするべきか。今後も広い視野を持って様々なことに挑戦していきたいと考えています。

村上和司さん ㈱竹中工務店 勤務 (平成18年度修士課程修了)

Q. 現在の仕事の内容を教えてください。
A. 現在は大阪の作業所に配属されており、これまで阪急西宮ガーデンズ、大阪高島屋の耐震改修・リニューアル、そして現在は製薬会社の研究所新築工事において工事管理業務を行っております。
Q. 感性デザイン工学科で学んで良かった事を教えてください。
A. 私は専攻していた研究分野と直接関係のない業務を行っていますが、感性デザイン工学科では他の大学よりも幅の広い分野を学ぶことができ、1つの物事に対して多面的に捉える視野を身につけることができたと思います。また先生方の建築に対する思いを身近に感じることで、建築がどうあるべきか、私自身の考え方を育むことができたことは、建築業に携わるものとしての大きな財産となっています。
Q. 近況を教えてください。
A. これまで最大で1日の4000人を超える作業員と共に、ものづくりの楽しさと難しさを日々感じながら業務を行っています。「最良の作品を世に遺し、社会に貢献する」という経営理念に恥じない建物を竣工させることを第一の目標とし、また現在感性デザイン工学科の後輩が、新入社員の研修として同じ作業所に配属されており、指導する立場としても知識・技術の向上に努めています。

前田直孝さん 株式会社佐藤総合計画 勤務 (平成18年度修士課程修了)

Q. 現在の仕事の内容を教えてください。
A. 現在、建築分野において設計業務を行っており、スタジアムや図書館、庁舎建築等の市民の皆様が日常的に利用される公共建築の設計に主に携わっています。
Q. 感性デザイン工学科で学んで良かった事を教えてください。
A. 「建築物が建つ「場所」を徹底的に探り、その場固有の力を持った建築を創る。」という恩師の言葉とともに学び育ちましたが、現在でも「場所」がもつ可能性を徹底的に考え抜き「その場固有の魅力ある建築を創る」というスタンスで設計を進めています。考えやスタンスをもって設計に取り組むという事は、設計者にとって非常に重要な要素ですが、この感性デザイン工学科は、単に知識や技術を教え込むのではなく、将来的な建築家像を左右するであろう「考え方」を身に着けることのできる素晴らしい学科であると思います。
Q. 近況を教えてください。
A. 当面の目標は一級建築士の資格を取ることです。そのために日々勉強あるのみです。設計業務では私自身が初めて設計を行った建物の竣工を日々楽しみにしつつ、新たなプロジェクトの設計を苦労しながらも楽しみながら進めています。建築は一日にして成らず、完成した際の感動や嬉しさを感じるには年月がかかりますが、自分が描いた線の1本1本が少しずつ形として現れることに日々喜びを感じます。

廣島 希さん 宇部市役所 勤務 (平成17年度修士課程修了)

Q. 現在の仕事の内容を教えてください。
A. 公共工事の発注及び工事監理業務を行っています。
Q. 感性デザイン工学科で学んで良かった事を教えてください。
A. 大学で研究していた木造分野は、実務でも非常に活かされていると感じています。
Q. 近況を教えてください。
A. 入所2年目の現在は、指示を仰いでから行動することよりも、自分で考えて判断することを必要とされ始めており、様々な知識を身につけなくてはいけないと日々感じています。

大谷祐樹さん みずほ総合研究所(株) 勤務 (平成15年度修士課程修了)

Q. 現在の仕事の内容を教えてください。
A. お客さま企業のITに関する企画、営業、情報システムの構築、コンサルティング、及びそれらのプロジェクトマネジメントを行っています。
Q. 感性デザイン工学科で学んで良かった事を教えてください。
A. 私の専攻した、建築・都市計画から、特に研究活動や、そのフィールドワークから、大局的なものの捉え方、効果的で迅速な仕事の進め方、目標を掲げ、それを達成することの喜びを学びました。
Q. 近況を教えてください。
A. 大学時代に学んだ、公私共に忙しく、楽しくを実践し、ビジネスでは、重要案件を同時並行してこなすと共に、プライベートでは、3歳と0歳の娘と精一杯、遊ぶことに夢中な日々です。

大谷昌史さん 安藤建設株式会社 勤務 (平成14年度修士課程修了)

Q. 現在の仕事の内容を教えてください。
A. 現在は建築本部 技術部門に所属しており、技術的に特殊な構工法を扱う建築現場のサポート、自社開発構工法の実施支援・新構工法の開発等の業務を行っています。
Q. 感性デザイン工学科で学んで良かった事を教えてください。
A. 私は建築コースで建築構造デザイン学を専攻しましたが、カリキュラム上プログラミングの授業でコーディングの基礎を学んだことで、業務で使用する簡単なプログラムを作成することができるようになりました。自分の専攻分野だけでなく、幅広い知識を得られたことは感性デザイン工学科で学んだ利点だと思います。
Q. 近況を教えてください。
A. 現在は、昨年開発した新しい制震補強構法の適用第1号物件の設計・監理を行っています。まだまだ設計法や、監理体制についても修正点があるので、今後設計部で実施設計が簡便に行えるような設計法・監理体制を確立するべくがんばっています。

藤本悟史さん (株)フジタ 国際事業部 勤務 (平成13年度修士課程修了)

Q. 現在の仕事の内容を教えてください。
A. 韓国 慶尚北道 亀尾(グミ)市というところで、旭硝子株式会社様の硝子生産工場の建築現場管理及び既存工場のMaintenance業務を行っています。
Q. 感性デザイン工学科で学んで良かった事を教えてください。
A. 大学では、建築構造を専攻し、既存不適格建築物(現在の法律に適合しない、既存の建物)の耐震補強に関する研究をさせていただいておりました。研究の前過程で、なぜ過去の法規で建築した建築物が地震時崩壊するのか?それを防ぐために、どのような考えで法規の変更がなされてきたのかを学びました。また、研究の中で、構造力学や振動理論の基礎が感覚的に理解できるようになりました。これらの経験は、施工計画・安全確保・納まり検討・品質管理等、日常的に行う業務でも応用できます。殊に海外では、日本では簡単に手に入るものが手に入らない又は高価で買えない場合や、日本でよくやる工法が諸事情で出来ない場合が多いので、代替品や他の工法の検討を行う上で、とても役立ちます。
Q. 近況を教えてください。
A. 去年、中国から台湾に転勤するとき、韓国人の女性と入籍し、今年、厳島神社で結婚式をおこないました。背広や和服を着ている日本人とチマチョゴリを着ている韓国人が入り混じる中で、大学の仲間達に囲まれて行う式・披露宴は、我ながら不思議かつとても楽しい経験でした。
Q. 学生へ一言
A. 海外生活は、とても面白いです。韓国では、上下関係を重んじる儒教的な文化に、人の繋がりの美しさを感じます。中国では、爆発的な経済成長の裏側にある、想像を絶する経済的な格差社会を目の当りにします。台湾は、台湾人の大らかな性格に仕事上では辟易しつつも、とても親日で暮しやすいです。このような日常体験の中で、全員地球人でいいじゃないかと思うこともあり、逆に強烈に日本人としてのidentityを感じることもあります。言葉にするのは難しいのですが、このような体験は旅行のような非日常では、なかなか感じることは出来ないと思います。将来皆様は、BRICsが台頭していく中で活躍していくわけですが、そのfieldを小さな島国に限定するよりも、地球(あるいは宇宙という方もいらっしゃるでしょうが)全体が自分に用意されたstageであることを前提に物事を考え・行動していく方が、むしろ自然なことなのではないかと個人的には思っております。その中で、皆様が様々な体験をされ、己を持って混ざっていけば、地球はもっと素敵な星になるように思います。皆様のご健闘をお祈りしております。
面白き  こともなき世を  面白く  by 高杉晋作

学部卒業生

三浦 渚彩さん 株式会社NTTファシリティーズ九州    (平成25年度学部卒業)

Q. 現在の仕事内容を教えてください。
A. 現在は、九州管内にあるNTTの通信ビル、事務所ビルの設備改修工事や空調新設工事を行っています。現場調査をし、企画提案、設計、工事監理まで幅広い業務に携わっています。空調・衛生・電気と様々な分野に携わることが出来、新しく学ぶことも多く、沢山の方にご指導を頂き業務を行っています。
Q. 感性デザイン工学科で学んで良かったことを教えてください。
A. 建築、デザイン、情報など幅広く学ぶことが出来るため、将来について広い視点をもつことが出来ると思います。私は、人間環境工学研究室に所属していましたが、大学時代に学んだ事が現在の業務に結びつき、活かされる場面もありました。大学時代に多くのことを学べ選択肢が多いことが、学科の魅力だと感じます。
Q. 近況を教えてください。
A. 福岡、長崎、沖縄のNTTのビルで空調改修工事を行っています。様々な地域で沢山の方と関わることが出来、大変な部分もありますが充実しています。お客様の要望を最大限実現し、満足して頂けるように努めていきたいと思います。                                                  (2016年12月掲載)

近藤 真央さん 株式会社アルモ設計 設備設計部  (平成24年度学部卒業)

Q. 現在の仕事内容を教えてください。
A. マンションやオフィスビルの設備設計業務で、設計検討・図面作成を行っています。特に大型案件を担当する際は検討することも多く、大変な時もありますが、上司や先輩方に丁寧に教えてもらいながら、やり遂げることが出来ます。自分が担当した建物が完成した際はやりがいを感じます。
Q. 感性デザイン工学科で学んで良かったことを教えてください。
A. 建築だけでなく情報・デザイン分野の授業を受けることができ、それぞれの分野の先生・友人がいるので就職活動の際に選択肢の幅が広がったと思います。また、学年問わず学科全体が仲良くなるので色々な人たちと出会えることが大きな魅力です。就職活動の際は各分野の素晴らしい先生方や卒業生、先輩方に相談させてもらいアドバイスをいただいたことで、自分がどのような会社で何の仕事をしたいのかを見つけることができました。大変感謝しています。
Q. 近況を教えてください。
A. マンションの設備設計業務を行っています。                                                     (2016年12月掲載)

竹山 広志さん Gianni Botsford Architects (London) (平成17年度学部卒)

Q. 現在の仕事内容を教えてください。
A. ロンドンの小規模な建築事務所に勤務し、英国内外で住宅を中心に様々なプロジェクトの設計業務を行っています。欧州の古い街では景観面での審査・規制が非常に強く、なかなか現代的なデザインの建築を完成させるのは難しいですが、与えられた敷地の文脈を丁寧に読み取り、そこに新しい解釈を入れながら設計を進めていく面白い仕事だと感じています。
Q. 感性デザイン工学科で学んで良かったことを教えてください。
A. 地私は高専から3年次に編入し、学部を卒業した後は英国の大学院に進んだので、この学科で学んだ期間は2年しかありませんでしたが、高専ではエンジニアになるための技術的な知識を教えられたのに対し、この学科では幅広いデザイン教育や友人達との交流を通じ、「デザインとは何か、建築とはどうあるべきか」といった問いかけをされたように感じます。未だに答えを探して悪戦苦闘していますが、どこまでも遠くに投げられるボールを持つ契機を与えてもったことに感謝しています。
Q. 近況を教えてください。
A. 多くのプロジェクトに関わっていますが、なかなか完成する機会に恵まれず、建築を実現させることの難しさを実感しています。しかし初めて設計から管理まで担当した小さな増築がようやく完成し、学会から賞を与えられた時は、どんなに小さな仕事でも一生懸命やればきちんと評価されるということが分かり嬉しく思いました。衣食住と言われるように、建築は人間にとって不可欠な居住環境を作り出す仕事ですが、その国や地域の歴史・文化によって異なる部分も、共通した部分もあります。異国で働くことでその差異、あるいは共通項をハッキリと体感でき、学びの多い日々を送っています。
(2016年12月掲載)

冨田 将弘さん   山口県庁       (平成13年度学部卒業)

Q. 現在の仕事内容を教えてください。
A. 現在、山口県職員として、建築に関係する法令(建築基準法、建築士法等)の担当をしています。建築物を利用する者が火災時や地震時においても、安全に避難できるように、また、建築物を建てようとする消費者が安心して建築士等に設計を依頼できるように法律は整備されています。その法律を県民の方に、正しく理解してもらい正しく活用いただくための仕事をしています。
Q. 感性デザイン工学科で学んで良かったことを教えてください。
A. 私は感性デザイン工学科において学んだことで、今でも頻繁に使うものとしては、建築構造(構造力学、木造、S造、RC造等)、都市計画、デザイン(イラストレーター、フォトショップ)などが挙げられます。また、何より学部4年の時、自ら課題を見つけ、それを突き詰めて研究し、論文としてまとめ上げる作業を行いますが、私の場合、先輩や教官に恵まれ、腰を据えてその研究に打ち込むことができました。社会に出ると、問題解決能力は必須のものであり、大学時代に真剣に研究に打ち込んだ体験があるお陰で、現在、何事にも動じず様々な事に取り組むことができていると感じています。
Q. 近況を教えてください。
A. 3年前に、山口県防府市に自宅を建てました。自ら基本設計をする中で、できるだけ伝統的な工法を用い、職人さんの手仕事が感じ取れる家を目指しました。また、大学時代、苦手分野だった意匠設計や環境設計も駆使し、こだわって設計を行いました。建築の難しさも、楽しさも実感できた良い時間でした。
(2016年12月掲載)

鷲頭 由香さん (株)安成工務店勤務 (平成22年度学部卒業)

Q. 現在の仕事内容を教えてください。
A. 新しい住宅性能基準への対応や仕様検討、住宅業界の情報を収集して営業活動や設計業務へ反映させるための社内への周知を行っています。また、近年省エネルギーの観点で急速に移り変わる住宅業界の動向に対応できるよう、住宅の性能や特徴を数値化して営業資料等に落とし込む業務を行っています。
Q. 感性デザイン工学科で学んで良かったことを教えてください。
A. 地域での建築の役割やコミュニティについての知識が学生時代に身についていたため、地域工務店の社会での役割について理解も早かったと思います。また、環境・設備系の研究室だったことから、住宅の断熱・エネルギー性能に関する計算に楽しんで取組むことができました。営業分野の業務に関しては、お客様の疑問点や不安点を解消するために多角的な視点から対応できることも学生時代の経験や知識が基盤になっているように思います。
Q. 近況を教えてください。
A. 業務に関わるものから純粋な好奇心に関する趣味的なものまで、少しずつ資格を取得しています。最近は新しい資格取得のため学校に通っていますが、徐々に自分の周囲の世界が広がっているように感じます。また、シンポジウムや講演会に出席して他の地方工務店の方のお話を聴くと大変刺激になります。中小企業と侮ってはいけないほど、地方工務店が大きなヒューマンパワーを持っていることを強く実感できます。
(2016年12月掲載)

坂上寛朗子さん ㈱大林組 勤務 (平成22年度学部卒業)

Q. 現在の仕事内容を教えてください。
A. 現在はジョブローテーション(設計、現場、見積の3部門にてOJT)の一環で現場業務に携わっております。現場では、設備工事の工程・品質・安全の管理に重点を置き、上司や協力会社の皆さんにご指導頂きながら業務を進めております。
Q. 感性デザイン工学科で学んで良かったことを教えてください。
A. 私は感性デザインという学科で、情報系やデザイン系といった建築以外の分野の授業を受けることができたこと、またその様々な分野に興味を持つ人たちに出会えたことが何よりも良かったと思います。特に先生方は、各分野において深い知識をお持ちですので、進路等で悩みが出来た際には相談させていただき、各方面からの意見を頂くことで大変参考になりました。先生方や先輩・後輩、友人など大学生活では沢山の人にお世話になり、本当に感謝しています。
Q. 近況を教えてください。
A. これから現場の設備工事が竣工(建物の完成)に向けて佳境を迎えます。竣工を経験するのは初めてなので、どのような検査を行うのか、またどの程度多忙を極めるのかなど分からない部分が多いですが、現場の方々と協力し無事竣工が迎えられるよう努めていきたいと思います。
(2015年5月掲載)

小田大貴さん 山口県土木建築部建築指導課 勤務 (平成23年度学部卒業)

Q. 現在の仕事内容を教えてください。
A. 現在,建築指導課企画保全班というところに配属され,数件の調査業務の担当をやらせてもらっています。調査の進行状況確認,業者間の成果物様式の統一指示などを現在行っています。
Q. 感性デザイン工学科で学んで良かった事を教えてください。
A. 感性デザイン工学科で学んで良かった事は,幅広く,多くのことを学べる機会が与えられていたということです。建築学,建築工学の知識のみではなく,プログラミングなどの他の建築学科では学ばないことを学ぶことができましたし,講義において,その内容について十分に考え,調べる時間と環境が確保されていたと感じております。私が所属していた研究室では,CSTSという新しい構造部材の研究をしており,新たなことに挑戦することを通して,「物事を企画し,やり抜く力」を得ることができました。また,卒業研究は関東の大学と共同研究であったため,そこで多くのことを学ぶことができました。
Q.近況を教えてください。
A. 現在,一級建築士所得のために勉強をしております。机上の勉強だけではなく,たまに現場に同行させてもらえるので,そこで一つでも多くのことを学び取るよう心がけています。来年からは,工事の担当となる可能性が高いので,今のうちに多くの知識を蓄えて,備えたいと考えています。

津島将孝さん 新日本空調(株) 勤務 (平成22年度学部卒業)

Q. 現在の仕事の内容を教えてください。
A. 設計部に配属され、新築物件の設計・積算業務を行っております。指導上長の指示に従って仕事を行っています。
Q. 感性デザイン工学科で学んで良かった事を教えてください。
A. 建築全般を学ぶことが出来て非常に良かったと思います。人間環境工学研究室に属していたこともあり、空気調和設備や建築環境に関する幅広い知識を得ることが出来ました。いろいろな企業の方とお会いする機会がありましたので、コミュニケーション能力を養うことが出来たことが、就職してから非常に役立っています。
Q. 近況を教えてください。
A. 入社1年ということもありますが、現場と設計を両方経験し、いろいろな仕事を覚えているところです。

川口泰徳さん ㈱アルモ設計 勤務 (平成20年度学部卒業)

Q. 現在の仕事の内容を教えてください。
A. 建築分野での設計業務に携わっており、事務所ビル・工場・商業施設等の設計検討、図面作成、プレゼン資料作成を行っています。
Q. 感性デザイン工学科で学んで良かった事を教えてください。
A. 研究室では木造分野を学んでいましたが、仕事では鉄骨造の建物が多くなかなか木造の建物と関わることがないので、木造について学べたことはとてもいい経験をしたなと感じます。
Q. 近況を教えてください。
A. 一級建築士免許取得のため学校に通いはじめました。仕事をしながら勉強をすることで試験勉強だけでなく実務の勉強にもなっています。免許取得とあわせて実務の知識を身につけれるよう勉強していきたいと思っています。

尾原 量さん 新日本空調株式会社 勤務 (平成17年度学部卒業)

Q. 現在の仕事の内容を教えてください。
A. 建築設備(空調・衛生)の設計・施工管理で、現場での業務が殆どです。若い人でも、時には現場の所長として総合管理をすることもあり、責任は重大ですが、やりがいはあると思います。
Q. 感性デザイン工学科で学んで良かった事を教えてください。
A. 現在の仕事は、職人さん,お客さん,同業他社,ゼネコン,メーカー,社内・・・と、多方面の方々との付き合いが発生します。その為、コミュニケーション能力と様々な状況への適応能力が仕事の出来を左右する様に思います。その点は、感性デザイン工学科で学んだことに限らず、部活動やバイト等、大学生活全体を通して学んだことが今に生かされていると思います。
Q. 近況を教えてください。
A. 入社6年になりますが、大学を卒業してからの年月の経過は、ものすごく早く感じます。なんとなく過ごしていると、すぐ歳をとってしまうので、自分の人生プランや目標をしっかりと持って毎日を過ごそうと意識しています。それが仕事力の向上にもつながればと思います。

中原弓恵さん 住友林業㈱ 勤務 (平成15年度学部卒業)

Q. 現在の仕事の内容を教えてください。
A. 新築木造住宅の設計をしています。家づくりをする仕事です。敷地状況や施主の希望を伺った上で、ゾーニング・プラン・デザイン・住まい方などのプレゼンをします。敷地の特徴を捉えた提案、その人の趣味や生活のスタイルに合わせたプランの提案など、設計者の自分にしかできないアイデアを盛り込めることが、この仕事の楽しさだと思います。プランが決定した後は実際の詳細な仕上げ等の打ち合わせも施主と一緒に進めていきます。
Q. 感性デザイン工学科で学んで良かった事を教えてください。
A. 建築の様々な分野を学び、自分がどんな仕事をしたいか、発見できたことが大きな収穫だと思います。生活空間デザイン研究室では木造建築を学ぶことができ、今の仕事にも生かせていると思います。また、一生付き合える友人ができたこともこの大学に通ってよかったことです。
Q. 近況を教えてください。
A. 入社8年目となり、今は自分の仕事をしながら設計の新入社員の教育も行っています。教えることは難しく、自分自身も日々勉強中です。