感性デザイン工学科は、平成7年に山口大学工学部に新たに設立された建築系学科です。中国四国地方の国立大学建築学科は広島大学と山口大学のみで、県内はもとより中国・四国・九州・近畿・東海地方からも多くの学生が入学しています。建築の構造・環境・計画分野の教育を基本とし、人間の感性を大切にした建築デザイン教育にも取り組んでいます。学科設立から15年が経過し、多くの卒業生・修了生が社会で活躍しており、近年では社会的評価も高まり多くの建築系企業から求人依頼が寄せられています。人間の生活空間の創造を目指す若人の学舎として、これからも充実してゆきます。

建築構造学

稲井 栄一 教授
秋田 知芳 講師 

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様々な自然条件の中、建築物の安全性を確保するには、適正でかつ合理的な構造システムを採用する必要があります。「建築構造」部門では、建築物の安全性・経済性の向上を目指し、鉄筋コンクリート造、鉄骨造、合成構造、組積造等に関して、新しい構造システムや既存建築物の補強工法の開発を行っています。また、建築物の耐震性能の評価法および合理的な耐震設計法の研究、制震システムに関する研究も行っています。

建築材料・施工学

藤田 正則 教授
李 柱国 准教授 

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日本における二酸化炭素排出量の1/3は建築関連と言われているように,建築物を作るには多くの資源(材料)とエネルギーを必要としています。「建築材料・施工」分野では,建築物の環境負荷削減を目指し,構造材料や断熱・防火材料などの物理的性質や力学的特性の評価・解明・予測,および合理的な建築施工法に関する研究に取り組んでいます。具体的には鋼材の再利用のための構工法とそのマネジメント技術の開発,耐震補強工法,建築材料の環境配慮型設計支援ツール,ひび割れを自己修復するコンクリート,防火材料の開発などです。

人間環境工学

小金井 真 教授
桑原亮一 准教授
村上ひとみ 准教授
金 炫兌      助 教 

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人間が健康・快適に過ごすための建築環境(室内環境・都市環境)を外部環境に対して最小限の負荷で実現するための建築環境工学・建築設備工学の教育・研究と,地震や風水害から人命や暮らしを守るための都市防災学の教育・研究を行なっています。人間を取り巻く熱・空気・光・音環境の解析,自然エネルギーを利用した環境調整手法の提案,高効率な建築設備の開発,災害による人的被害と避難について国内外での調査,防災まちづくり対策の提案などに取り組んでいます。

建築計画学

中園 眞人 教授
孔 相権 講師
牛島 朗 助教
三島幸子 助教 

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建築計画分野では、少子高齢化や過疎化等の日本の社会構造の変化に対応した、地域・住宅政策の提案と実践活動を行っています。特に街なかや農村地域の空き家化した伝統民家を再生・活用するためのシステム構築と、既存ストックを住宅や地域福祉施設として再生するための改修計画・設計の提案と実践に取り組んでいます。また民家改修の課題となる耐震性能向上を図るための耐震診断及び耐震パネルの開発や、民家の温熱環境改善のための断熱改修方法や床暖房の開発研究にも取り組んでいます。

都市計画学

鵤 心治 教授
小林 剛士 助教 

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都市計画・都市デザイン分野では、都市や地域の望ましい将来空間像の立案・構想・計画・実現に関する都市計画マスタープランや土地利用計画、施設配置計画、景観評価、景観計画、都市デザイン手法について教育・研究を行っています。特に、持続可能な地域協働によるまちづくりデザインのプロセスが重要視される現在、市街地にサテライト研究室(まちなか研究室)を設置して、地域が持続可能となる都市計画的諸問題の解決方策について実践的に調査、研究、提案を行っています。

建築デザイン学

内田 文雄 教授
宋  俊煥 助教 

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建築デザイン学分野では、建築をその地域の自然環境や生活文化との関係の中で捉え、人間の生活のために求められる具体的な建築空間の姿を具体的に構想し、表現出来るデザイン力の養成を目標に教育・研究を行なっています。そのために、出来るだけ具体的なプロジェクトに触れながら、地域の課題を発見し、課題解決のための提案を地域で生活する人々と協働しながら構想し、具体的な建築空間へと展開するデザインプロセスにより、企画構想や設計提案を行なっています。

感性工学

木下 武志 准教授
守田 了 准教授
 

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感性工学分野は,基礎デザイン学と画像処理,認知心理学の異なる3領域から成ります。基礎デザイン領域は,基礎デザインの教育方法,デザイン心理,広告表現の企画・デザイン・制作に関する研究・教育を行っています。画像処理領域は,視覚・聴覚などの五感情報を計測し,人の視覚や聴覚の計算モデル構築し脳の活動を解明しています。さらに得られた知見をもとにコンピュータビジョンや次世代インターフェースの研究を行なっています。認知心理学領域では,ヒトが刺激に対して「美しい」や「好ましい」といった感性評価をする際に,どのような認知的な処理を行っているかの研究を行っています。
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